2014年1月15日水曜日

町の名物!?リビングに池がある家。

年末、家の中に池がある家(!?)があるという情報を
聞きつけたので早速取材のアポをとった。

聞けば町では結構“有名人”らしい・・・!!

そして、なんとその家は、主がほとんど一人でつくったというので
ますます興味深々でお宅訪問にうかがった。

家の主、庄内孝治さんは、77歳、日ハム東川町後援会の会長、
スキー連盟会長などをされている上に、現役の野球選手。
ホールインワンの賞状などが飾られゴルフも相当の腕前とみた。
 
見たこともない古い立派な梁、床材も統一されてはいないが
古きよき材をリサイクルして使っている。

そして広い吹き抜けのリビングになんと池があった!
せっかく湧水があったので、それを活かそうとしたとのこと。
湿気などは意外に大丈夫なのだそうだ。

梁や柱も階段の手すりや柵の部分も、
ふすまやサッシなどにいたるまで、すべて 農家の納屋などを
解体した際にいらなくなった材を再利用し、足掛け6年かけて造ったのだという。

地下を利用して造った大きな薪ストーブが信じられないくらい暖かく
床暖房状態となっている。

暖かい部屋の中で、ニジマスの泳いでいるのを見ながら、
リビングで水音を聞いているとリラックスできる~

そのツギハギの家を庄内さんは
「美瑛のパッチワークみたいでしょ」と笑っていたが、
世界にひとつしかない素敵な家だと思う。

「退職後に北海道で住みたい家グランプリ」がもしあったとしたら、
確実に上位に食い込むに違いない。 

こちら2月号の「ぷらっとインタビュー」に紹介させていただく予定である。
特集テーマは「木工やクラフト」だ。手づくりする作家がたくさんいる
東川町において、趣味が嵩じて家をつくってしまった
庄内さんにインタビューするというもの。こうご期待・・・・!!